TSUTAFUで選べる紙|小川和紙
SAMPLE BOOK収録番号 : 04
小川和紙
Ogawa Washi周囲を豊かな自然と外秩父の山々に囲まれ、市街地の中央には槻川が流れる小川町。「武蔵の小京都」と呼ばれるこの町では、1300年も前から和紙づくりが行われていたそうです。
素朴で温かみがある独特の風合いを持つ小川和紙は、今でも職人の手によって丹念に漉かれ、使う人の心を引き付けています。そして現在でも、文化財や古文書の補修には欠かせないものとなっています。
紙の詳細情報 |
【質感・特徴】 手漉き和紙(耳付き) 【紙の厚さ】 - (手づくりのため厚さはばらつきがあります) 【エシカル対応紙】 伝統工芸の継承 / 地域経済の発展に貢献 |
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小川和紙とさくらホワイトCoCの厚さ比較
(左)さくらホワイトCoC 0.23mm (右)小川和紙
「庶民の紙」を目指し実用性を追求
伝統と職人の想いがつまった和紙の産地。
武蔵国紙(むさしのくにがみ)の名は、『図書寮解(ずしょりょうげ)』(774)にも記され、『延喜式』(924)には紙を貢ずる国44ヶ所の一つとされていることから、この地でも古くから紙が漉かれていたことがわかります。もとは和歌山県の高野町細川で漉かれていたといわれる細川紙がこの地で漉かれるようになったのは、江戸時代、需要の増した細川紙の代替として江戸に近いこの地で同質の紙を漉かせ、その紙に細川の紙名をつけたというのが定説となっています。
庶民に愛されてきた小川和紙は、素朴な風合いを持ち、やさしい手触りで人の温もりを感じさせてくれます。楮(こうぞ)だけを使用した「細川紙」は、国から国の重要無形文化財とユネスコ無形文化遺産の指定を受けています。
※出典:全国手すき和紙連合会ホームページより抜粋
紙の特性上、印刷の「かすれ」や「にじみ」が生じる場合がありますので、予めご了承下さい。
小川和紙は、名刺一枚一枚の繊維の紋様や耳の形が異なっており、様々な表情を楽しめます。
※小川和紙では、名刺サイズぴったりまでデザインを入れることはできません。
※黄色い線の内側が印刷可能範囲の目安となります。
※小川和紙で対応可能な印刷は、オフセット印刷でモノクロ(黒1色)のみです。