閉じる

2023.01.26

QRコード付き名刺のメリットと作成方法

スマートフォンのカメラやアプリで読み取り、WebサイトのURLやメールアドレスなどの情報を表示することができるQRコード。
近年、QRコードを名刺に印刷するケースが増えています。今回はQRコード付き名刺のメリットと作成時のポイントをご紹介いたします。

※QRコードは株式会社デンソーウェーブの登録商標です。

QRコード付き名刺のメリットと作成方法

QRコード付き名刺のメリット

名刺に載せきれない情報を載せられる

一般的な名刺のサイズは55×91mm。そこに企業名・氏名・役職・住所・連絡先など相手に伝えたい情報をすべて載せようとすると、余白がなく読みづらくなったり、デザインが不格好になったりします。

そこでQRコードを活用すれば、名刺には必要最低限の情報だけを載せてすっきりとしたデザインにでき、そのほかの情報はQRコードを経由してサイト上で確認してもらうことが可能になります。

QRコードのリンク先は自社のホームページや店舗の地図情報を設定することができます。また、LINEやInstagram、TwitterなどのSNSアカウントにリンクさせることもでき、渡した相手とコミュニケーションを取りやすくなるでしょう。

URLを載せるよりもサイトにアクセスしてもらいやすい

名刺に自社のホームページのURLを記載するケースは多いですが、実際にそのURLを手入力してサイトにアクセスする人は少ないのではないでしょうか。QRコードであればスマートフォンをかざしてすぐにアクセスできるため、サイトの集客手段としてもおすすめです。

名刺を渡す際に「こちらのQRコードからホームページ/SNSアカウントにアクセスいただけます。最新情報を掲載しておりますので、ぜひご覧ください。」などと一言添えてアクセスを促すのも良いでしょう。

QRコード付き名刺の作成時のポイント

次に、QRコード付き名刺を作る際に気を付けたいポイントをご紹介します。

近年では、名刺通販サイトで簡単にQRコード付き名刺を作成することもできます。名刺通販サイトを利用する場合はQRコードの画像データを用意する必要があります。
画像データは、QRコード作成サイトや各種SNSアプリから手軽に作成することができますが、名刺へ載せるにあたり下記の点に注意が必要です。

@サイズは縦横15ミリ以上がおすすめ

QRコードのサイズは縦横15ミリ以上

QRコードは15×15o以上のサイズが推奨されています。15mm以下のサイズでも読み取れる場合もありますが、端末によっては読み取りができない可能性もあるため注意が必要です。

また、アスペクト比(縦横比)を変えると読み取りできなくなってしまうため、1:1の正方形を維持しましょう。
なお、サイズの小さい画像は拡大しても、粗くなってしまい読み取れないことがあるので注意してください。

A余白は2mm以上とる

QRコードの周りは2mm以上余白をとる

QRコードの近くに文字やイラストなどがあるとうまく読み取れない場合があるため、周囲には余白をとるようにしましょう。QRコードのサイズにもよりますが、余白は2mm以上あると良いでしょう。

また、複数のQRコードを配置する場合は、QRコードひとつ分ほどの間隔を空けることをおすすめします。QRコード同士が近すぎると、うまく認識されず読み取りづらくなってしまうためです。

B解像度が350dpi以上あるか確認

QRコード画像の解像度は350dpi以上

きちんと読み取りができる印刷をするためには、使用するサイズの状態で解像度350dpi以上が理想です。

QRコードを作成するサイトやアプリでは、72dpiと低解像度で生成されることが多いです。画像を縮小すると解像度は上がるので、例えば20×20mmのQRコード画像(余白込み)を使用したい場合は、276×276pixelの画像を用意することで縮小したときに350dpiになります。

そのため、まずはQRコードのサイズを決めてから、画像を作成すると良いでしょう。

※TSUTAFUの場合、カラー印刷の推奨解像度は350dpiですが、モノクロ1色対応の商品に関しては600〜1200dpiを推奨しているので、更に大きいサイズのものが必要になります。

C色の濃さ・コントラストにも注意

QRコードは色の濃さ・コントラストにも注意

QRコードの色が薄すぎる場合や、背景色とQRコードのコントラストがはっきりしていないと、読み取れないことがあります。

「背景色は白、QRコードは黒」の組み合わせが最も読み取りやすいとされていますが、コントラストに気を付ければ色を変えても読み取ることができます。
QRコード作成サイトや各種SNSアプリには、簡単に色変更ができる機能がついていることも多いので調べてみてくださいね。

D読み取り確認を行う

せっかくQRコードを用意しても、読み取りができなければ意味がありません。
名刺デザインが準備できたら、紙に実寸大で印刷し、スマートフォンで読み取りができるか最終確認をしましょう。

まとめ|QRコード付き名刺の作成ならTSUTAFUがおすすめ

QRコードを活用すると、名刺のデザイン性を損なうことなく、相手に多くの情報を伝えることができます。名刺デザインをシンプルにしたい方やサイトなどに集客したい方は、QRコード付き名刺を検討してはいかがでしょうか。

TSUTAFUでは、QRコードを使用した名刺作成が可能です。
QRコード画像さえ用意できれば、定番デザインTSUTAFUのカラーデザインに追加して、手軽におしゃれなQRコード付き名刺を作ることができます。
名刺デザインデータをお持ちのかたは、アップロードするだけで簡単に作成することも可能です。

また、仕上がり確認用のPDFダウンロード機能が付いているので、紙に印刷してQRコードが読み取れるか確認することができます。

そのほか、ご不明点はサポートが回答いたしますので、安心してご注文いただけます。お気軽にお問い合わせください。

written by Nao F.

おすすめの記事

名刺づくりのポイントとは?印象的な名刺を作るためにすべきこと
名刺づくりのポイントとは?印象的な名刺を作るためにすべきこと

新しく名刺をつくる方、今の名刺を見直そうと考えられている方のために、印象的な名刺を作るために何を考え決めていく必要があるかのポイントをお伝えします。

詳しくみる

名刺で地球温暖化対策に貢献!? グリーン電力で生産された名刺とは
名刺で地球温暖化対策に貢献!? グリーン電力で生産された名刺とは

グリーン電力の仕組みと、グリーン電力を使用した製品やサービスの例、そしてグリーン電力名刺をご紹介します。

詳しくみる

名刺デザインで第一印象が劇的に変わる!? 名刺レイアウトのコツと考え方
名刺デザインで第一印象が劇的に変わる!? 名刺レイアウトのコツと考え方

名刺のレイアウトを作成する際のコツや考え方の基本を、山櫻の名刺作成サービス「TSUTAFU(ツタウ)」を使いながらご紹介します。

詳しくみる